台湾からすみとは
想像するだけで唾液があふれ出る
「凝縮された重厚かつ濃厚」 な一品
八囍の「台湾からすみ」は、産卵のため極寒の北海から黒潮と共に台湾海峡に辿りついた脂の乗った天然のボラの卵を塩漬けにし、南国 台湾の燦爛(さんらん)と降り注ぐ陽光で、旨みが凝縮された逸品です。
ゆえに「台湾からすみ」の最大の特徴はズバリ「凝縮された重厚かつ濃厚」な味に尽きます。
日本酒や焼酎はもちろん、ビールと一緒に…がお客様の極上の幸せを生み出します。
歴史
200年余りに伝承される製法
「台湾からすみ」は、古くは1852年の史料に記され、およそ200年近い歴史を持つ台湾の特産品です。台湾では、11月〜1月ころにかけてボラ漁が行われ、からすみの製造が最盛期を迎え、1月末頃には美味しい「台湾からすみ」の初物がお目見えします。
これらがちょうど台湾のお正月に当たる2月初旬頃に市場に出回り始めるため、台湾では縁起物として新年の宴や、贈答品として台湾国民に広く愛されています。
味わう
台湾からすみをじっくり味わう
「炭火をカンカンにおこした上で、パリパリと音がたつほど焼くのであるが、まずその前に、カラスミの薄皮をとることと、熱度の高い火であることがコツで、表面は綺麗に焼けて香ばしくなりながら、中は熱くなった程度でなければいけない。それを一分(約3mm)くらいの厚さに切って生ニンニクの白いところを薄く刻んだものとつけ合わせて食べるのである。
これがからすみのいちばんうまい食い方であるが、日本では大料亭でも生のまま出すところが多いらしい。」
※「以食為天」 邱永漢 著 より抜粋
からすみは長時間の加熱料理より、風味が生かしシンプルに料理が抜群に美味しい。台湾では、からすみを酒に浸してからフライパンで数分あぶって、にんにくと大根、ネギなどを添えて酒のつまみにするのが一般的な食べ方です。
八囍では台湾からすみの美味しさを最大限に活かせるオリジナルレシピを公開しています。
からすみの種類
からすみの原料となるボラの卵は、
• 輸入物
• 養殖物
• 天然物
と3種類に分類されます。
輸入物が一番安く、天然物が一番高価で美味しいとされています。
八囍で扱うからすみは全て台湾海峡で獲れた「天然物」だけを原料としています。
からすみの保存方法
からすみは長期間保存するために塩漬けにされた発酵食品ですので日持ち致します。
【からすみ保存期間】
• 常温で1週間
• 冷蔵で1ヶ月
• 冷凍で1年
ご購入いただいた後、すぐに食べなければ冷凍庫に保管していただき、食べる分だけ解凍すれば1年は風味を落とすことなく美味しくお召し上がりいただけます。
調理したからすみ(注1)も、冷蔵庫に入れ、また食べる時に温め直せば数日は安心してお召し上がりいただけます。
(注1:他の食材と一緒に調理したからすみ料理はすぐにお召し上がりください。そのお料理の消費期限を保証する物ではありません。)
(参考:冷凍したからすみは黄色っぽく変色しますが、常温で自然解凍すればもとの綺麗な飴色に戻ります。)